楽しい日々は、アッという間に過ぎ去り
日本を出国する事になった。
夜便の飛行機なので
朝一番に洗濯して
汚れ物をスーツケースに入れなくて良いようにした。
シドニーに残してきた
アトピー娘と両親がスカイプで話した時に
嬉しそうにしていたので
妹のコンピューターで
孫の顔を見て話が出来るように
セットアップをした。
この辺りでは、
かすうどんと言うのがメジャーらしいので
妹と一緒に近くのかすうどん屋さんにて
かすうどんを食べる事にした。
メニューは、普通のうどんのメニューに似ているが
すべて『かす』と言う文字が入っていた。
例えば「かす天ぷらうどん」「かすカレーうどん」と
言った具合である。
「かす」とは、油かすの事で
肉から油を抽出した後の、身のことである
コラーゲンたっぷりで
とても柔らかく美味しい
大阪で生まれ育った私ではあるが
44歳にしてはじめて
河内名物「かすうどん」を食した。
昼食後は、洗濯物など
最後の荷物詰めをして
両親と少し早めに空港へ向かった
家を出る時は、
ちゃんとわかっていたはずなのに
車に乗った辺りから
なぜかしら私の頭の中の時計が
1時間狂いだした。
ラウンジで両親と語らいながら
余裕でチェックインのつもりだったので
ぼてじゅうの焼きソバや蓬莱の豚まん
明石焼きなどを食してゆっくりと語り合ってから
チェックインカウンターに向かうと
もう、チェックインの時刻が過ぎていた為
カウンターが閉まっていた。
数人のオペレーターが残っていたので
慌ててチェックインの手続きをしてくれたが
シドニーを出国する時と同じトラブルで
予約を一度キャンセルして
新たに取り直さないとチェックイン出来ない状況だ!
取りあえず、正規のチェックインを済ませないまま
案内のお姉さんと一緒にゲートへ向かう事になったが
もしかしたら乗れないかも知れないと言われていた。
まぁそれはそれで・・・
オペレーターやニキビ君の心配をよそに
それ程、焦っていない私がいた。
搭乗がはじまった頃に
やっと私達の搭乗手続きが完了し
ボーディングチケットを貰う事が出来て
無事、飛行機へ乗る事が出来た。
いつもバタバタとしている私にとっては、日常の事だ。
ニキビ君は、もう、ママには任せられないといって
私からチケットを取り上げた。
後は、シドニーで待っている家族の下へ
帰るだけである。























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